日本の伝統的な間取りと言えば、田の字作りと呼ばれる建具だけで部屋を間仕切りする、通風性の良いものです。しかし、欧米文化の影響で、家のなかでもプライベートを重視するようになりました。だから密閉した壁で間仕切りし、通風が悪くなった結果、住宅寿命を縮める原因である湿気を、家のなかに閉じ込めてしまったのでした。また、以前は石の上に土台がのっている構造でしたが、コンクリートを基礎に使うようになったことで、床下の通風が悪くなり、床下材が腐る原因となりました。これも、家の寿命を縮める大きな要因となったのです。どれも、日本の高温多湿を無視した工法を採用してしまった結果です。
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