新築から今までずっと住み続けているのはもう我が家くらいなのかと思うくらい、分譲マンションの住人は意外と変化する。そして、住んでいる住人の意識も変化する。ここ数年の変化は、とてもよい変化だと私は思っているのだが、そのきっかけはマンションの理事長を持ち回りではなく、立候補制にして、報酬を払うようにしたことだった。今までの理事達が悪かったというのではないが、やはり責任感のありようが違うのだろうか。現在の理事長になってから「自治」「自衛」というモットーにマンション運営をしていくようになった。
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その一歩は、ベタな方法だがとても大切なこと「あいさつ」だった。まずは理事長など住民の何人かが笑顔で挨拶をする、そうすると、笑顔には笑顔が返ってくるものなのだ。そしてその挨拶の仕方は広がってゆく。以前は会釈で済んでいたそっけない挨拶が、笑顔とちょっとした会話まで生むようになる。集合住宅は大きなひとつの家だ。私は今の我が家の住み心地は最高だと思っている。