最新記事

アーカイブ

構法を調べる

2011.10.28

既存の住宅の構造的な健全性を診断するときの要点はいくつかあります。まず第一は、住宅がどんな構法で、いつ建てられたかです。二番目は老朽化のていどです。第三が地盤のよしあしです。日本の木造住宅のストックは約三〇〇〇万棟ですが、その約九割は在来軸組構法です。在来構法には、数は少ないとはいえ明治時代や大正時代のものも残っています。それらはもちろんですが、戦後のものにも老朽化したものが少なくありません。この点でツーバイフォーやプレファブは、建てられはじめてからせいぜい三〇〜四〇年くらいしかたっていないので、老朽化のていどは低いと考えられます。

[参考サイトのご紹介]
> 神戸市西区の中古一戸建て
> 三条の賃貸
> JR大阪環状線(鶴橋)の新築マンション
> 広島市安佐南区の新築一戸建て
> JR中央線(東中野)の新築マンション

在来構法のうちで古いものは、あまり老朽化していなくても、耐震性については要注意です。入母屋のりっぱな住宅が、見かけによらず耐震性に乏しい傾向があります。なお数は少ないのですが、建築家が設計した住宅があります。たいていは耐震性など構造的な配慮がなされていますが、なかにはほかのありふれた住宅よりも不安なものがあります。それは建築家が設計するとき、その間取りや意匠に腕をふるうあまり、耐震性をはじめとする構造的な性能については、法令ぎりぎりになってしまうことが往々にしてあるからです。