浴槽や洗面ボールなどがえんじ色など濃い色で、ホーロー補修用では色がつくりにくいときは、六十分で硬化が始まるズイスーパー(セメダイン)、ボンドEセット(コニシ)を使うのも方法です。これらは半透明なので、水彩絵の具を水に溶かさずにそのままで色を混ぜて、浴槽やボールに近い色をつくっておき、二液を混ぜた接着剤に、絵の具を少しずつ混ぜて、色がついたら埋めていきます。時間はかかりますが、耐水性があるのでお湯が溜まっても大丈夫です。
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なお五分硬化型や三十分硬化型の半透明のエポキシ系接着剤もありますが、ホーロー補修用や六十分で硬化が始まるエポキシと比べると、耐水性に劣るので、使わない方がよいでしょう。ところで、ここでは家庭によくある水彩絵の具で調色しましたが、もしあれば、油絵の具や色粉(チョークを砕いたものや画材)の方がエポキシ系接着剤には向いています。陶器の洗面ボールに物を落としてヒビが入ってしまうことがあります。水がもれない場合がほとんどですが、できるだけ早く修理をすると安心です。この修理法は、ホーローの欠けとほとんど同じです。ホーロー補修用か、六十分で硬化が始まるエポキシ系接着剤を必要に応じて調色します。ヒビ割れを埋めるときは、汚れや水分を取ってから、ヒビ割れをなるべく一回でスーツと埋めます。ホーローの欠けとの違いは、サンドペーパーをかけないことぐらいです。