変動金利型や固定期間選択型2年、3年などは2%台前半の店頭表示金利で、各種の優遇金利制度やキャンペーン金利を利用すれば1%台で利用できるところが多い。それに比べると、かなり高めの金利設定であり、いざ借入れという段階になったときに、金利の低い変動金利型や固定期間選択型の特約期間の短いローンに関心が傾いてしまうのもある程度仕方のない面がある。35年の元利均等返済を利用して3000万円を借り入れた場合、金利3%だとボーナス返済しないときの毎月返済額は11万5455円。
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これか金利1%なら8万4685円にダウンする。3万円以上も少なくなるのだから、魅力は大きい。しかし、その三万円の差はアッという間に解消され、むしろ金利が上がったときには簡単に逆転する可能性が高いのである。なお、この全期間固定金利型の変形として、2段階固定金利型という金利タイプもある。かつては住宅金融公庫が採用していた制度で、いまも一部の信用金庫などに残っている。これは、借入時に完済までの金利が決まっているものの、一一年目から金利が上がることも決まっている。借入れやすくするために、当初10年間の金利を低く抑え、ある程度の収入増加が見込める11年目から上がる仕組みである。いわば高度成長時代の右肩上がりで収入が上がる時代の産物であり、その推進役であった住宅金融公庫でもこの制度を廃止して、最近では全期間固定金利型に移行している。一部の民間金融機関での扱いもそう遠くない時期に消滅していくのではないだろうか。